精密抵抗ろう付け
 

抵抗ロウ付け とは

抵抗ロウ付けとは、スポット溶接の原理を応用し、ワーク台材と接点の間にロウ材を重ねて抵抗溶接し、ロウ材を溶かして接合する加工方法です。接点径の大型接点や台材板厚が厚い、要求接合強度が高い場合など用いられます。

抵抗ロウ付けの設備は、ロウ材を溶かす為に長時間、大電流を通電する必要があります。また、ロウ材、フラックス、電極、溶接条件、洗浄後処理、検査等に技術、ノウハウが必須です。よって、スポット溶接に比べるとロウ材費や工程が長いことからコストは若干高めの傾向です。

下記は抵抗ロウ付けの接合断面をSEM-EDXマッピングした分析結果です。

また、昨今の自動車品質が一段と厳しくなる状況では、従来のトーチロウ付けは位置精度、直角度等の対応が難しいケースがあり、抵抗ロウ付けにシフトする動きもあります。

対象材料

イースタン技研㈱ 電気接点事業部の対象材質は接点部として使用する銀合金(AgCu、AgNi、AgSnOInO、Ag-W、Cu-Wなど)、台材となる材料は、純銅の他、真鍮、リン青銅などの銅合金です。主に自動車メーカーをはじめとした重要保安部品に数多く採用されております。