クロスバー接点自動溶接
 

クロスバー接点部品の一貫生産体制

一般的にクロスバー接点は長方形の2つの接点を上下方向に十字に重ねて(クロス)して使用します。
クロスバー接点は表層部に貴金属、下層部にCuNiなど銅系合金を貼り合わせた多層バリの接点で、納入時はリボン状になっており数ミリにカットして使用します。
主に下層部裏面にはスポット溶接用のプロジェクション(凸部)があります。
イースタン技研㈱ 電気接点事業部は、リン青銅、ベリリュウム銅、コルソン材等の薄板バネ性材料(0.07mm~0.8mm)の精密金型製作から精密プレス加工、板バネへのクロスバー接点アッセンブリ加工(スポット溶接)、脱脂洗浄、熱処理、メッキ、外観検査まで一貫生産が可能です。
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自動車用電子部品が中心

クロスバー接点の最大の利点は、スイッチが交差して作動することにより接点面がワイピング効果により掃除され、接点面に付着する異物や酸化皮膜を取り除いてくれるために接触不良が起きにくいとされています。
このため自動車など使用環境条件の厳しい用途に適しています。
また、クロスバー接点は薄い貴金属接点(Au、PtAuAg、AgPd、AgCu、AgNi、AgZn、AgSnIn、PdRu等)と銅系非鉄金属を接合し「省銀化」を目的としたクラッド接点材を板バネにスポット溶接にて接合します。
主に高い信頼性と耐久性が求められるリレースイッチ、火災報知機の接点、バッテリーを過充電から防ぐサーマルプロテクターの接点、スライドスイッチ、自動車電装品などを中心に使用されております。

イースタン技研㈱ 電気接点事業部は国内及び海外の自動車電装部品メーカー様、防災機器メーカー様、ポテンショメータ製造メーカー様、家電メーカー様を中心にお取引いただいております。
電気接点部品は「重要保安部品」となるものが多く、この分野では数十年の取引実績がございます。

試作等の小ロットから量産まで

イースタン技研㈱ 電気接点事業部は、板バネ接点加工用の「ブランクプレス~クロスバー接点自動溶接~曲げプレス」ラインを複数装備しており、主に1k~4,000k/月の量産加工に対応しております。
工場内は温度、湿度管理を徹底しており、精密金型製作用工作機械や高速門型プレス機やサーボプレス機を導入し、「高品質、低コスト、短納期」にてお客様にお届けできるよう日々努力しております。
また、試作用金型の製作、ワイヤーカット放電加工による小ロット試作も行っております。

クロスバー接点対応試作設備

主にクロスバー接点溶接は専用自動機により量産いたします。
しかし、少量試作の場合、専用設備の製作はコスト的に難しい状況となりますので、そこでイースタン技研㈱ 電気接点事業部では自作のクロスバー接点溶接専用の試作設備を準備しております。パイロット用の送り冶具、接点用電極などの簡易部品を製作するだけで低コストでクロスバー接点溶接の試作が可能です。
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