酸洗処理
 (銅合金の化学研磨)

酸洗処理とは

酸洗処理とは、塩酸、硝酸、硫酸等の酸性溶液中にワークを浸漬することにより、ワーク表面の変色(スケール、酸化被膜)等を除去する洗浄方法です。

対象材料

イースタン技研㈱ 電気接点事業部では、熱処理、トーチロウ付け、抵抗ロウ付け、スポット溶接加工後等に酸洗処理を行っております。対象材質は接点部として使用する銀合金、台材となる真鍮などの銅合金で、小物中心の精密洗浄を得意としております。主に自動車メーカーをはじめとした重要保安部品に数多く採用されております。


酸溶液への浸漬のみでは酸化被膜が除去できず、本来の金属表面に回復できない様な場合は、後処理として「バレル研磨」等による仕上げ加工も可能です。

法令順守

硫酸、塩酸、硝酸などの酸溶液を使用する場合は各種法令の規制対象となっております。
イースタン技研㈱ 電気接点事業部では各種法令に則り、酸溶液の中和処理装置、スクラバー排気装置等を設置し、所轄自治体からの定期監査をクリアしております。
また、品質、環境、労働安全衛生を統合マネジメントシステムとして運用管理する体制が整っております。

分析調査

イースタン技研㈱ 電気接点事業部では、電子顕微鏡(SEM)、エネルギー分散型X線分光法(EDX)、表面粗さ測定(3Dマイクロスコープ)等の分析機器を使用し、最適な酸洗処理の条件選定、分析調査を行っております。

他社で加工した不具合品の評価、再洗浄につきましても、電気接点メーカーとしての視点から分析し、異物付着成分特定など有償で承ります。弊社では、数多くの不具合要因を分析、解明した実績がございます。